トップページ >歯ぎしりの危険> 歯ぎしりの危険

歯ぎしりの危険

睡眠中の歯ぎしりの程度を筋電図で調べてみると、ガムを強くかんだときの数倍から10数倍の強さでかんでいる時が、約80%を占めていたというデータがあります。こうした強い力が継続的に加わると、歯の擦り減りが生じ、歯周組織が損傷したりするだけでなく、さまざまな悪い症状を引き起こす場合があります。

歯の周りの骨が異常に突出する外骨腫(がいこつしゅ)とよばれる症状や、あごを動かす顎関節(がくかんせつ)の痛みと共に雑音がしたり、耳鳴りが起こるといった局所的なものから、睡眠障害をおこしたり、自律神経系にも影響してくる場合もあります。 その心配の1つが、睡眠時無呼吸症との関連です。

歯ぎしりの直後に睡眠時無呼吸症が頻発することが確認されており、 これは最近突然死の一因として問題視されている症状であります。歯ぎしりは主に睡眠中に無意識に起こるので、本人は気付きにくいのですが、半年以内に家族などに2度以上歯ぎしりを指摘されたり、目覚めた時にあごのこわばりや疲労感を感じたときは、一度、歯科医で相談したほうがよいでしょう。