歯ぎしりの影響
知らない間に歯ぎしりをすることによって、歯やあごに大きな負担がかかってしまいます。歯をぐっと食いしばっただけでも、おどろくことに自分の体重程度の負荷がかかるといわれています。それを前後左右にギリギリ、ガリガリと歯を動かせば、ダメージは計り知れず大きいのです。
一晩中歯ぎしりをしたとすると、なんと一生分のそしゃくに匹敵するとまでいわれています。もちろん、一晩中歯ぎしりをするということはありえませんが、一晩で30分以上続いているようなら、悪影響が及んでいる可能性が高いでしょう。
歯ぎしりによる二次障害は次のようなものがあります。 歯が擦り減る、歯周組織が損傷する、外骨腫が起こる、などの歯のダメージです。外骨腫とは歯の周りの骨が異常に突出する病気です。また、あごを動かすと痛みを感じる顎関節症もあります。その他、耳鳴りがする、熟睡できないなど自律神経失調症による、体の異変があらわれる場合があります。
もっとも気をつけたいのは、睡眠時無呼吸症候群と関連が深い点です。眠っている間に呼吸が停止し、その結果脳が酸欠状態となり、突然死を引き起こすこともあるのです。