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歯ぎしりの影響

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◆歯ぎしりの影響

知らない間に歯ぎしりをすることによって、歯やあごに大きな負担がかかってしまいます。

歯をぐっと食いしばっただけでも、おどろくことに自分の体重程度の負荷がかかるといわれています。それを前後左右にギリギリ、ガリガリと歯を動かせば、ダメージは計り知れず大きいのです。

一晩中歯ぎしりをしたとすると、なんと一生分のそしゃくに匹敵するとまでいわれています。もちろん、一晩中歯ぎしりをするということはありえませんが、一晩で30分以上続いているようなら、悪影響が及んでいる可能性が高いでしょう。

歯ぎしりによる二次障害は次のようなものがあります。 歯が擦り減る、歯周組織が損傷する、外骨腫が起こる、などの歯のダメージです。

外骨腫とは歯の周りの骨が異常に突出する病気です。また、あごを動かすと痛みを感じる顎関節症もあります。その他、耳鳴りがする、熟睡できないなど自律神経失調症による、体の異変があらわれる場合があります。

もっとも気をつけたいのは、睡眠時無呼吸症候群と関連が深い点です。眠っている間に呼吸が停止し、その結果脳が酸欠状態となり、突然死を引き起こすこともあるのです。

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