歯ぎしり 逆流性食道炎

逆流性食道炎と歯ぎしり

逆流性食道炎と歯ぎしりの関係

最近になって歯ぎしりの原因として考えられるようになったものに「逆流性食道炎」という病気があります。というのはなぜかと申しますと、逆流性食道炎の治療をすることで歯ぎしりもなおってしまったという例が多数あるという理由からです。

 

逆流性食道炎という病気は、何かの理由で胃酸が逆流してその酸が原因で食道に炎症が起きてしまうことを言います。症状としてはお腹の張り、胸焼けやゲップなどがあり、苦い水が胃から上がってくるようなこともあるようです。詳しくはこちらのサイトでどうぞ。逆流性食道炎の啓発のために作られたサイトです。

 

この逆流性食道炎と歯ぎしりがどのような関係にあるのかと申しますと、まず逆流性食道炎の特徴である胃酸が逆流して上がってくると口の中が胃酸の作用で酸性に傾きます。そうすると体は口の中を中性に戻そうとするために唾液を分泌しようとして歯ぎしりをするのです。ですので、逆流性食道炎が治ると口の中が酸性になることもなく、あらためて唾液を分泌する必要もありませんので歯ぎしりも必要なくなる、ということで歯ぎしりが治るという計算式が成り立つのです。
また、逆流性食道炎の患者さんは歯ぎしりをしている人が多いそうです。

 

歯ぎしりをしている方は逆流性食道炎の可能性も疑ってみる必要があるかもしれませんね。

 


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